今年の夏こそ何かあるかな、なんて思っていましたが、今年もなにもありませんでした。
こんにちは。ぽらりすです。
さて、夏といえばサンダルですよね。もう夏も終わりですが、サンダルのお話です。
ビルケンシュトックというメーカーをご存知ですか。ドイツの有名なメーカーということなんですが、このメーカーのサンダルはすごい!
去年の夏と今年の夏、2シーズン履いてみましたがとにかく快適。
丈夫で長持ち、履いていて疲れない、足にフィットする構造!
ちょっとでも迷っているなら、とりあえず1シーズンだけでも履いてみてください。今回はそんなサンダルのお話です。
ビルケンシュトックは世界にひとつだけのサンダル
たくさんのデザインが発売されているんですが、わたしが買ったのは一番スタンダードなモデル『アリゾナ』。ビルケンシュトックのサンダルのなかで、一番売れているモデアです。
ビルケンの何がすごいって、足にフィットするんだ。これが。
出典:http://ec.benexy.com/brand/about/function
ビルケンシュトックはインソール(中敷き)が、履く人の足の形にあわせてフィットしていくようになっているんです。
なぜそんなことが可能なのかといいますと、サンダルの素材としてゴムを配合したコルクが使われているので、その人の体重によって、徐々に形が変わっていくのです。
つまり何が言いたいかというと
履いているうちに、オーダーメイドされたサンダルのようになっていくのだ!
これがほんとにすごい。履き心地がだんだん良くなっていくんです。
どれくらいすごいかというと他の人が履くとしっくりこないくらい、サンダルの形が最適化されていきます。いわば、世界に一つだけのサンダル。ちょっと特別な感じがしませんか?
1年間履いているので、わたしの足にぴったりフィットしてます!
自分の足の形にあわせてサンダルの形が微妙に変わっていくので、他人の足にはあわなくなっちゃうんですね。自分だけのサンダルを育てられるということです!
最初はかたい
とまあ、ビルケンシュトックがいかに足にフィットしていくかということを書いてきましたが、最初はめちゃくちゃかたいです。
「なんかかたいし、けっこう痛いな・・・」
履き始めはそんな感じです。もちろん個人差はありますが、フットベッドがかたいので、土踏まずが痛くなりました。
「本当にこれが人気No.1のサンダルなのかな?」
そんな疑心暗鬼になってしまうかもしれませんが、もう少しの辛抱です。
とりあえず初日は1時間くらいで、徐々に履く時間を伸ばしていくといいでしょう。1〜2週間くらい履き続けていると、だんだん履き心地が変わってくるのがわかります。
「おっ・・・なんか、いい感じじゃね?」
買ったばかりの頃は違和感がすごいかもしれませんが、すこしばかりの辛抱です。
だんだんフットベッドが柔らかくなっていきますから。徐々に足の形にフィットするようになれば、とても心地よくなっていきます。
汗を吸うから快適
足の裏は汗をたくさんかきます。汗でむれた足は不快ですよね。むれた足は水虫の原因にもなりますし。
ところがどっこい、ビルケンシュトックのサンダルは汗をいっぱいかいても気持ち悪くない不思議なつくりをしているのだ!長時間はいてもずっと足裏がサラサラしてる!これはすごい!
出典:http://ec.benexy.com/brand/about/function
ビルケンシュトックの5重構造のうち、足が接する部分はスエード素材。スエードが汗をしっかり吸収してくれます。
さらっとした肌触りなので、履いていて気持いい!スエードは、見た目の高級感もあるし。
くわえて、内側に入っている麻がさらに汗を吸い取ってくれる!
だから快適に履けるのです。これがいいんだ。オフィスなど、靴下でも快適に履けますよ。
丈夫で長持ち
ビルケンシュトックは、驚異的に頑丈なつくりをしているので、かなり長持ちしますよ。ソールには強化ゴムが使用されており、長期間使用してもソールがすり減りません。
安いサンダルはどんどんソールが減っていくので、短いスパンで買い替えが必要となりますが・・・。
ビルケンシュトックは使用頻度にもよりますが、2〜3年くらい履き続けることができます。経済的!
1年間履きましたが、ソールはすり減らずにまだまだしっかりしています。
とても丈夫なので、普段使いだけじゃなくて、旅行でも履いていけます。わたしはこの夏、サンダルで北海道の知床半島1週間の旅を踏破しました。
旅行とはいえ、夏ってわざわざ靴を履くの面倒くさいじゃないですか。だからサンダルを履いていったんですが、北海道の大自然のなかでも何の問題もありませんでした。
アウトドアでの使用にもばっちり耐えてくれます。
雨には弱い
ビルケンシュトックは堅牢な作りをしていますが、雨には弱いです。というのも、フットベッドがめちゃくちゃ水を吸収してしまうんですよ。
ぐっしょり濡れてしまうと、なかなか乾きません。
しっかり乾けば、また以前のように問題なく使うことができますが、フットベッドの濡れた部分が黒ずみになってしまったりするので、できるかぎり水で濡らさないほうが良いです。
なにより雨の日に濡れながら履いてるとグショグショして非常に気持ち悪いので、おすすめしません。
まあでも小雨くらいならわたしは履いちゃいます。だって靴履くの面倒だし・・・。
滑らない
お笑いの話じゃないよ。
水に濡れた場所を歩くと、ズルッと滑ることがあるじゃないですか。雨の日の駅とか、けっこう水に濡れてツルツルしてるし。
ところが、ビルケンシュトックはそういうところを歩いても滑らない!
このウネウネした模様のソールが、スリップを防いでくれます。しかも全然すり減ってない!
そういう細かな配慮もうれしいところ。
豊富なデザイン
ちなみに、ビルケンシュトックはモデルが非常にたくさんあるので、好きなものを選びましょう。数十種類あるので、全部はご紹介できませんが、ここでは代表的なものをご紹介。
わたしが持ってるのは、このアリゾナ。スタンダードモデルで、一番の売れ筋です。街中でもよく見かけます。
こちらはギゼ。軽快な感じで履けそうです。
こちらはミラノ。かかとがしっかりしてる。
たくさんモデルがあるので、選ぶのも大きな楽しみです。次はミラノがいいかな。
サイズについて
ということで、ビルケンシュトックのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。
ビルケンシュトックは幅広タイプと幅狭タイプがあるので、気をつけましょう。幅狭タイプは女性におすすめです。
サイズについては、下記の公式サイトが詳しいです。
正しいサイズとフィッティングについて|サンダルなどのサイズの決め方、フィッティングポイントのご紹介です
できることならまず、実店舗で足の大きさを測定してもらうのがいいんじゃないかと思います。わたしは吉祥寺で買いました。
実店舗でサイズを把握して、次からはネット通販で買う、という流れが合理的ですね。
わたしは足の大きさが26.5cmなので、41サイズを購入しました。爪先は1cmくらい空いているのが、適切ですよ。
ぜひご自分にあったサイズとデザインを見つけて、すばらしいサンダルライフを経験してください。
とても気持ちいい履き心地なので、クセになると思います。ほんとに。
おまけ
「あ、ぽらりすさん、ビルケン履いてるんですか。いいですねえ。そのデザインのサンダル流行ってますよね」
以前、後輩に言われたんですが、ちょっと嬉しかったです。ビルケンシュトック流行ってるらしいです。