煙の向こうは肉の世界でした『ブロンコビリー』に行こう

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おっす、独身一人暮らし部だぞ!

最近まともなご飯を食べていない。雨の日も雪の日も毎日毎日、牛丼屋さん、やよい軒、大戸屋、ラーメン屋のローテーションである。これではいかん。

代わり映えのしないおかず、代わり映えのしない味付け、代わり映えのしない日常。同じことの繰り返しなので、だんだん活力と若々しさが失われていく気がする。

美味しいご飯、そして非日常体験。

たったそれだけ。それが独身一人暮らし人間たちのせつなる願いである。

非日常体験を求めている

「たまにはアミューズメント感のある美味しいお店で、美味しい料理を食べたいなあ」
われわれの悲しい願いを叶えてくれるお店が、どこかに無いだろうか。

  • 美味い
  • 非日常体験
  • 野菜が摂取できる
  • 手頃な値段

贅沢は言わない。これら4つの条件をかなえてくれるだけでいいのだ。そんなお店に行ってみたい。

調査班はさっそくリサーチを開始した。ネットサーフィンで美味しいお店を探すこと小一時間。調査班はついに理想のお店を見つけた。

  • 肉がうまい
  • 肉汁がすごい
  • サラダバーがすごい
  • 値段も高くない

そんなお店がヒットしたのだ。その名も「ブロンコビリー」

ブロンコビリーは名古屋発祥のステーキ・ハンバーグのチェーン店で、現在話題沸騰中のファミリーレストラン。株価も順調に上昇しており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだという。外食業界でも注目されているらしい。名古屋県民ならだいたいの人が知っているそうだ。

「こうなったら、ブロンコビリーに行くしかにゃあがね!」

調査班はすぐにブロンコビリーに向かうことにした。とりあえずGoogleマップで検索してみると、関東一円に出店していることがわかる。なかなかの店舗数である。

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我々の調査班が本部を構えている丸の内オフィスからだと「南行徳店」が近い。

ということで、千葉県にある南行徳のブロンコビリーに行ってみた。

南行徳の町並みを抜けて

大手町駅から東京メトロ東西線に揺られること30分。浦安のとなり、南行徳駅にやってきた。いわゆる南行である。

これが南行徳の町並みだっ! 

南行徳

浦安や妙典と比べるとちょっとだけ地味な街、それが南行徳。駅前はなかなか趣深い景観だ。何とも言えない雰囲気がわびさびを感じさせる。

ブロンコビリーは南行徳駅から南に歩いて10分ほど。

ブロンコビリー

あった。国道に沿って歩いていくと、突如としてブロンコビリーの店舗がその姿を現した。

日曜日ということもあり、店内はたくさんの家族連れのお客さんで賑わっていた。なんと20分待ち。混雑していたので、かなり人気らしい。

煙がすごい

ブロンコビリーの店内に入ってまずびっくりするのが、すごい量の煙である。初めて行くと多分びっくりすると思う。ファミレスとは思えないインパクト。

ブロンコビリーの店内の様子

出典:【入門編】ブロンコビリーってどんなお店? ステーキ・ハンバーグのブロンコビリー

というのも、ブロンコビリーではオープンなキッチンで肉を焼いてくれるので、お客さんとキッチンとの距離が近い。つまり、店の中には常に煙がもうもうと滞留している。

溢れ出てくる白い煙、そしてジュージューという心地よい肉の焼ける音が強烈に食欲を刺激してくれるのは言うまでもない。こういった演出が、わたしたちを異世界へと誘ってくれる。

圧倒的な非日常感。ディズニーランドやUSJにも負けていない。そう、ここは肉のテーマパークブロンコビリー。

※当たり前だが、鉄板焼きのニオイが確実に衣服にこびりつく。その点は覚悟しておこう。

250gのハンバーグ

20分の待ち時間をクリアし、ようやく席についた。さっそくハンバーグを注文する。

今回は定番の『炭焼きがんこハンバーグランチ』を注文してみることに。

ブロンコビリーのハンバーグ

税込み1382円。250gのハンバーグに、ライスとスープ、そしてサラダバーがついてくる。非常にリーズナブルな価格である。ハンバーグにしてはちょっと珍しい、細長い形をしている。

焼きあがってテーブルの上に届けられたハンバーグは、ウェイターさんが目の前で切り分けてくれる。迫力があって面白い。子どもは特に喜ぶと思う。

肉汁
ブロンコビリーのハンバーグは、粗挽きミンチを使用しているので、ハンバーグでありながらステーキのような食感に仕上がっているのが特徴だ。歯ごたえも十分、肉汁が溢れてくるほどジューシーである。

岩塩で食べるハンバーグは、けっこう珍しい。

外側は非常にこんがりと焼けており、カリカリとした食感をしているのだが、中身はふんわりとやわらかい。絶妙なバランスが人気の秘密なのかもしれない。備長炭を用いて、じっくり焼き上げられた肉をぜひ堪能してほしい。

オーストラリア産の牛肉を使用しており、それが美味しさの秘密だという。まあ、そのあたりは正直説明を聞いてもよくわからないが、確かに美味いのは間違いない。

サラダバーがすごい

ブロンコビリーに行ってみて、いちばん驚かされたのがサラダバーである。ハンバーグレストランなのだが、恐ろしいほどサラダバーに力を注いでいる。野菜が最近高騰しているのだが、大丈夫なのか。

品揃えがとにかく充実しており、20種類近い野菜料理が並んでいる。しかも美味しい。

サラダバー

出典:【入門編】ブロンコビリーってどんなお店? ステーキ・ハンバーグのブロンコビリー

野菜が充実している

スッ・・・。野菜をしっかり食べよう。

やたらとみんなサラダバーに行く

やっぱり豪華なサラダバーは目を引くらしく、とにかくサラダバーに人が集まっているのが印象的だった。日本人の野菜離れとはなんだったのか。

サラダバーの魔力

野菜食べ放題の魔力は人を引きつける。それがブロンコビリーの狙いなのかもしれない。

バックヤードで野菜の減り具合を随時確認しているので、野菜は定期的に補充される。そうした気配りが素敵。

コーヒーゼリーばっかり食べるヤツ

サラダバーにはコーヒーゼリーが用意されているのだが、これがかなり美味なのだ。

ハンバーグを食べ終えた後、このコーヒーゼリーとパイナップルばっかり食べていた。調査班は食い意地がはっているのだ。

コーヒーゼリー

この白いクリームが甘くて美味しい。コーヒーゼリーのあっさりとした味がクリームによって引き立つ。

ブロンコビリーに行ったときは、このコーヒーゼリーを食べてほしい。

誕生日の歌が流れ始める

この日、ブロンコビリーに2時間ほど滞在したが、その間に別の席で誕生日のお祝いがあった。しかも2回。

ハッピーバースデェートゥーユー♪

郊外のファミリーレストラン。店内に流れるバースデーソング。響き渡る拍手。うん。

独身一人暮らし部の我々は、あたたかい気持ちになると同時に、なにか寂しい風が心のなかに吹き込んでいくのを感じたが、コーヒーゼリーを食べている間にそんなことも忘れてしまった。

大量に食べる

サラダバーのデザートばかり食べていたので、小鉢がいっぱいになってしまった。

南行徳の風

こうして我々は大満足のうちに、ブロンコビリーを後にした。

南行徳の風

ちなみに会計後に、ブロンコあめと呼ばれる飴がひとつもらえる。

冬の風は冷たかったが、わたしたちはもう寒さに負けることはない。だって、わたしたちにはブロンコビリーのおじさんが付いているのだから。

ブロンコビリーの飴
↑ブロンコおじさん

まとめ

ファミリーレストランなので、たまに家族連れで遊びに行ってみると良いと思います。一人あたり1300円くらいで、けっこうなサービスが受けられますので、悪くないと思います。

ただし、若い人はふたり以上で行くことをおすすめします。ひとりで行くとちょっとさみしいです。

サラダバーが充実しているので、野菜不足の人には特におすすめ。

やっぱり一人暮らしをしていると、食事がマンネリ化しがちですよね。たまには趣向を変えて、普段行かないお店に行ってみるのは良いことだと思います。

次は神楽坂の料亭に行きたいと思います。  うそです。