チュパカブラまんじゅうを食べてみた【富山県名物】

スポンサーリンク

説明しよう。チュパカブラとは、北米から南米にかけて目撃例がある未確認生物である。

チュパカブラは、1995年に中米のプエルトリコで初めて目撃されたという。その最大の特徴は、家畜の血を吸うという恐ろしいものであった。ヤギなどの家畜が血を吸われた無残な姿で発見されるという事件が、相次いで発生したことが伝えられている。その回数は、合計で1000件を越えるそうだ。

そうした事件の背後には必ず、謎のモンスターの姿が浮かび上がってきた。

そのモンスターこそ、チュパカブラである。スペイン語で「吸う」という意味を持つ「チュパ」、そして「ヤギ」を意味する「カブラ」をあわせてチュパカブラ(ヤギをしゃぶる者)という名前になったと言われている。

小学生のころ、年末の『ビートたけしの超常現象[秘]Xファイル』で、この生き物を知り、子ども心に恐怖に打ち震えたことをよく憶えている。

今日は、そんな謎多き生物チュパカブラと、それをモチーフにした富山県の銘菓『チュパカブラまんじゅう』のお話をしようと思う。

チュパカブラとは何なのか

チュパカブラの姿は、目撃した人間によって、その特徴に差はあるが、概ね以下のようなイラストに収束する。画像は『いらすとや』さんによる。

チュパカブラ(初期)

ご覧の通り、おそろしい面構えである。二足歩行をする爬虫類のような外見をしている。背中のトゲ、するどいキバ、とがったツメ、不気味な顔、赤い目玉といった特徴を持つ。

それにしても、チュパカブラの画像まで用意しているあたり『いらすとや』さんの品揃えも相当おそろしい。

身長は驚異の1m超え

チュパカブラの驚くべきポイントは、その身長にある。1m〜1.8mにも及ぶ個体の目撃例があるようだ。

成人男性に匹敵する大きさのモンスターに血を吸われたらひとたまりもない。長身の体躯から放たれる吸血攻撃は、我々の想像を絶する威力だと思う。

まさに現代に生きるヴァンパイアと言えるだろう。

圧倒的なジャンプ力

チュパカブラの最大の特徴としては、そのジャンプ力が挙げられる。なんと2〜5mも跳躍するという報告がある。これは凄まじい数値である。

マイケル・ジョーダンやドミニク・ウィルキンスのジャンプよりもはるかに高い。

5mの高さまでジャンプできる動物は地球上でもそれほど多くない。5mもジャンプできる動物は、ピューマ、イルカ、シャチ、マンタくらいしかいない。カンガルーでさえ5mも垂直には跳べない。

まさに現代に生きるフィジカルモンスターと言えるだろう。

大きな目とトゲ、鋭いキバ

チュパカブラの面白い特徴としては、巨大な眼と体から生えるトゲ、そしてするどいキバととがったツメが挙げられる。

大きくて赤く光る眼で獲物を探し、トゲでもって獲物を威嚇し、口のキバと両手のツメで敵をしとめるのだと思う。

こんなに攻撃的なスタイルの生き物は他にはいない。チュパカブラのアグレッシブな姿は見るものに恐怖感を植え付ける。トゲとキバとツメによる堅牢な守りは、あらゆる外敵を寄せ付けないことは想像に難くない。

まさに現代に生きるクラック・デ・シュヴァリエと言えるだろう。

最近では姿が変わってきているらしい

初期のチュパカブラは二足歩行のモンスターというのが定説であったが、2000年頃から4足歩行のイヌのような姿に修正されつつある。

チュパカブラ(後期)

攻撃的な姿をしている。4足歩行から二足歩行へ。チュパカブラは変幻自在のモンスターなのかもしれない。

時代とともに移り変わるチュパカブラ。それはわたしたちの心を映し出す鏡のような存在なのだろうか・・・。

チュパカブラの正体

全米を震撼させたチュパカブラ。それだけに、その正体にも大きな注目が集まっている。

宇宙人説、生物兵器説、宇宙人のペット説、動物を見間違えた説、昆虫説、人間説などいろいろな説がある。

ウィキペディアによると、最近有力なのはコヨーテ説であるようだ。コヨーテはある種の病気になると、シワが寄り、モンスターのように見える。近年のチュパカブラがイヌのような姿に変化している点についても、コヨーテ説ならば説明がつく。

しかし、夢はまだ終わらない。正体がコヨーテだと決まったわけではないのだ。チュパカブラの正体はまだ謎に包まれている。そう、チュパカブラはわたしたちの心のなかにいるのだ・・・。それでいいではないか。


いかがであっただろうか。永遠のロマン、チュパカブラについて少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思う。

【参考文献】

チュパカブラ - Wikipedia

・絶対に明かされない世界の未解決ファイル99 : ファティマ第三の予言からチュパカブラまで (NATIONAL GEOGRAPHIC)

チュパカブラまんじゅう

さて、ようやく本題です。実は富山県にて、チュパカブラをモチーフにしたまんじゅうが発売されており、今回ついに入手したので実食レビューをしたいと思います。多分『チュパカブラまんじゅう』をレビューした記事は本邦初かもしれません。

いや、ネタバレをすると『サクラクエスト』というアニメのなかで登場したおまんじゅうが、実際に商品化されたモノなんですけどね。劇中で町おこしの一環として、大量に発注されたまんじゅうがモデルです。

そんなチュパカブラまんじゅうが今、富山県の一部地域で静かなブーム!

これがチュパカブラまんじゅうの実物だ!! 
ドゥワァァァン(銅鑼の音) 

チュパカブラまんじゅう

パッケージに描かれた凶悪な顔つきのチュパカブラが目を引きます。正式名称は『チュパカブラまんじゅうDX』といいます。

包装紙を開封すると、上品な箱が。ドキドキ。

上品な箱

箱の中には、チュパカブラまんじゅうが並んでいます。全部で5個。それぞれが小袋に入っているので安心です。

チュパカブラまんじゅうが5つ

表面にはチュパカブラの刻印が焼き付けてあります。芸が細かいですね。

いよいよ実食

ということで、とりあえず取り出してみます。直径6cmほど。手のひらに収まるちょうどいいサイズですね。

手のひらサイズのチュパカブラまんじゅう

スタンダードなまんじゅうを思わせるたたずまい。

いただきまーす。
パクリ。

中身はチョコレート味
おまんじゅうと言えば、あんこ味というイメージがありましたが、実際はチョコレート味です。とろけるような優しい甘味が口の中に広がります。これは美味しい!

小豆、小麦粉といったまんじゅうの定番素材のなかに、チョコレートの風味が隠されており、芳醇な味わいが楽しめます。はちみつも少量ながら配合されています。

甘さは控えめなので、しつこさがなく、上品なおやつタイムにぴったり。まさにほんまもんの味ですよ。ほんとうに美味しいよ。

それもそのはず、このチュパカブラまんじゅうは、富山県南砺市城端の老舗和菓子店御菓子処「井波屋」さんによって、懇切丁寧に手作りされているのです。明治時代から続く老舗です。

可愛らしいチュパカブラの焼印は、ひとつひとつ職人さんが刻印しているそうです。すごいこだわりですね。

チュパカブラまんじゅうの製作工程

出典:P.A.WORKS SHOP / 【限定予約】サクラクエスト チュパカブラまんじゅうDX


真心のこもった製法のため、限定予約商品となっています。極めて貴重な一品です。

なお、チュパカブラを感じさせる要素は、見た目以外にはありません。チュパカブラ味ではないので、注意しましょう。

材料は下記のとおりです。

■原材料名:小豆、小麦粉、砂糖、卵、バター、トレハロース、水あめ、チョコレート(カカオマス、ココアバター、レシチン)、はちみつ/膨張剤、香料、保存料(ソルビン酸)、乳化剤

原材料の一部に大豆、乳成分を含む

残念ながらチュパカブラのエキスなどは含まれていません。正統派のおまんじゅうです。

↓美味しいチュパカブラまんじゅうの注文はこちらから可能です。

paworksshop.jp




井波屋さんといえば、『がや焼き』『とちもち』『絹入りソフトクリーム』『和菓子屋さんのぷりん』など美味しい商品をたくさん抱えた名店です。ぜひチェックしてみましょう。

井波屋さんの公式ホームページはこちらから


チュパカブラまんじゅう、おすすめです。