なぜ残業はしないほうがいいのか?ノー残業マンから学んだ5つのこと

スポンサーリンク

今日は絶対に残業をしないヒーロー「ノー残業マン」をお呼びしています。

なぜ残業はしないほうがいいのか。残業の虚しさ、人生の短さについて、熱く語っていただきました。

前回は、残業が大好きな残業モンスターにインタビューをしましたが、今回はその対極に位置するヒーローにインタビューです。

www.plusbu.com

 

ノー残業マンさん、今日はよろしくお願いします。お忙しいところ、インタビューを受けてくださりありがとうございました。

いやいや、いいんだよ。わたしは残業をしないからね。いつだって自分の時間があり余っているのだよ。ハハハハ。

人生の残り時間を意識できなくなる

それでは、ノー残業マンさん。どうして残業をしないほうがいいのか。教えてください。

いいだろう。大きくわけて5つの理由があるんだけど、まず第1の理由だ。残業をすると、必然的に職場にいる時間が増えるだろう?つまり、仕事が終わった後の自由時間が大きく減ってしまう。人生の持ち時間は限られているんだ。君は一度しか無い人生を、職場での残業に捧げていいのかい?

なるほど。確かに残業をすると、自由時間が減ってしまいますよね。

そうだよ。残業ばかりしていると、趣味の時間、家族とのふれあいの時間、家に帰ってくつろぐ時間、その他もろもろの時間がなくなってしまうんだ。仕事が終わった後の時間は、自分のための時間だろう? 残業ばかりしていると、そんな当たり前のことさえ忘れてしまうんだ。残業ばっかりして、人生の残り時間を意識せずにいると、あっという間に人生は終わってしまうんだよ。

残業は、人生の残り時間をどんどん削ってしまうんですね。

そういうことだね。残業ばかりしていると、人生の残り時間のありがたみに気づけなくなってしまう。残業をやめて、自分の持ち時間を意識しよう。家に帰ってからの時間の使い方が、人生の質を左右するといっても過言ではないんだ。

残業は非効率

では、ふたつめの理由を教えてください。

いいだろう。なぜ残業をしないほうがいいのか。ふたつめの理由は、残業をする人間は、仕事ができないように見えるんだ。

どういうことです?

つまり、時間内に自分の仕事が終わらないから、わざわざ残業をするんだろう?自分の持ち時間のなかで、きっちりと仕事を終らせる。それこそが、正しい社会人のあり方なんじゃないのかい?わざわざ残って仕事をするなんて、自分は無能だと主張しているようなものだよ。君もそう思うだろう?

ふむふむ。残業をするのは、自分は仕事ができない人間だとアピールしているようなものだということですね。

そのとおり。定時で仕事を終わらせて、ササッと退社してごらん。きっと周りの人間もは、君のことを仕事のできる人間だと思うだろう。仕事にメリハリをつけて取り組むことができる人間なんだな、そういう印象を周りに与えることができるんだ。とりわけ若い社会人は、残業が嫌いな人が多いからね。きっと若い後輩からは、慕われることになるだろうね。

残業をしないほうが、仕事ができる人間に見えるんですね。

そうさ、さあ君も今日からノー残業に取り組もう。周りからの評価もうなぎのぼりだよ。「仕事をさっさと終わらせてすぐに帰るノー残業マンさん、素敵!」そんな感じだよ。

仕事ができるようになる

なるほど。それでは、3つめの理由を教えてくださいませんか?

オーケイ。3つめの理由は、残業をしないほうが仕事の処理能力があがるんだよ。

どういうことですか?

わからないかい?つまり、残業時間をあてにしてしまうと、時間内に仕事を終わらせようという気持ちが弱くなってしまうんだ。「仕事が終わらないけど、どうせ残業をするから、ダラダラやろう」そんな経験は誰にでもあるんじゃないだろうか。「絶対に残業をしないぞ!」という誓いを立てると、いやでも時間内に仕事を終らせようと努力するだろう?そうなると、仕事に優先順位をつけて、効率的に仕事を処理する能力が身につくんだ。

残業ばかりしていると、効率的に仕事をすることができなくなってしまうんですね。

そのとおり。繰り返しになるけれど、時間は有限ではないんんだ。まずはそれを意識してほしい。定められた時間のなかで、いかに合理的に仕事をすすめるか、それこそが社会人に求められるタイムマネジメントなんだよ。

ストレス防止

タイムマネジメントが大事ということなんですね。それでは4つ目の理由を教えてください。

4つめの理由は、残業は体と心に大きなストレスを与えてしまう、というものだ。当たり前のことだけど、残業は心身に大きな負担になってしまうんだ。若いうちは平気かもしれないけれど、疲れは徐々に蓄積してしまう。デスクに座りっぱなしになると、体力も衰えるし、姿勢だって悪くなる。パソコンにかぶりついて作業をしていると視力にも影響がある。体の衰えは急に襲ってくるんだ。バリバリ残業を続けていたモーレツ社員が、過労で倒れてしまった、そんなケースは珍しくない。そして、残業はメンタルにも大きな悪影響を与える。夜遅くまで残ってダラダラ働いていると、気分もふさぎこみがちになる。うつ病や適応障害といった精神の不調は、職場のストレスが原因となっていることも多いんだ。仕事が終わったらすぐに帰宅して、趣味や家族の時間を大事にしよう。気分転換が大事だぞ。

なるほど。心身のストレスを防ぐためには、残業は控えめにするほうが良いということですね。

そのとおり。リフレッシュは現代人に求められるスキルなんだよ。

嫌な上司と距離をとれる

それでは最後です。5つめの理由を教えてください。

よし。5つめの理由は、残業をしなければ、嫌な上司と付き合わずに済むんだ。ぼくの知り合いには「怖い上司がいるから、定時に帰れない。ついつい残業をしてしまう」という人がいるんだけど、実にナンセンス。さっさと帰らないから嫌な上司と付き合うハメになるんだ。「嫌な上司の目が気になるから残業する」のではなく「いやな上司がいるからはやく帰る」という考え方を持つべきだと思わないかい。しょせん仕事は人生のなかの一部分に過ぎないんだ。嫌な上司に振り回されて人生を無駄にするのは、あまりにも悲しいことだろう。

なるほど。嫌な上司と距離をとるために、あえて残業をしない、ということですね。

そのとおり。残業をしないほうが、人生は豊かになる。まずは定時で仕事を終らせるということを意識してみよう。どうしても終わらない仕事は仕方ないけれど、普段からダラダラと残業するクセは、このあたりでやめにしないかい?きっと充実した私生活につながるはずだ。さあ、まずは週1からノー残業デーを作ってみよう。

自分の時間を大切にしよう

人生の残り時間を意識すれば、残業なんてやっている場合じゃないんだ!もし明日人生が終わるとしたら、君は残業をするかい?しないだろう?

そうですね。もし明日人生が終わるなら、好きなことをしたいです。でも、まだ人生は長いですよね・・・?

甘い!実に甘いよ!まだ明日がある。明後日もある。まだ20代だし・・・、人生はまだまだ先が長いよね。そんな風に思っているうちに、本当にやりたいことに取り組む時間がなくなってしまうんだ。ぼくはそんな人を何人も見てきたんだ。明日人生が終わると思って行動してみたらどうだろう。

うーん。でも、明日人生が終わるなんて、ちょっと実感がわかないですね・・・。

そうやって、ウジウジと悩んでいる間にも人生の持ち時間は減っていく。残業ばかりしていて、年をとってから後悔したくないだろう?さあ、今日から君もノー残業を始めてみようよ!君の人生を残業なんかで無駄に終わらせちゃいけない。ぼくはこれからアフター5にでかけるよ。それじゃあね!


そう言い残し、アフター5に出かけていったノー残業マン。彼の行方はだれもしらない・・・

今回インタビューに応じてくれたのは、絶対に残業をしないヒーロー、ノー残業マンでした。

人生の持ち時間、大切にしたいですね。

 

絶対に残業をしないヒーロー

ノー残業マンの肖像