クレジットカードは魔法のカード説

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最近、社会学者の古市さんが「現金を使うのは頭が悪い」という発言をしたじゃないですか。

番組では、インターネット上で盛り上がる話題について出演者が意見を交わしていった。内容は「会計が680円で1180円出したら、女性に『そういう出し方する男は気持ち悪い』と言われた」というもの。さまざまな意見が出るなか、古市氏は「でもこれ、電子マネーで払えばいいじゃないですか!?」とバッサリ切り捨てたのだ。
古市憲寿氏 コンビニで現金払いをする人に痛烈「頭悪い人じゃないですか」 - ライブドアニュースより引用

べつに現金払いをする人の頭が悪いとは思いませんけど、現金払いはたしかに面倒くさい。それは事実だと思います。

ぼくの場合、昼食で使っているお店が現金払いしかできないので、そのたびに小銭をジャラジャラしてるんですけど、やっぱり面倒ですよね。

今日は、クレジットカード(電子マネー)と現金払いをめぐるウワサをめぐるお話です。

クレジットカードでの支払いは遅い説

この説は・・・嘘です。

どう考えてもクレジットカード(電子マネー)のほうが現金より速いです。アキレスとカメくらい違います。月とスッポンです。

クレジットカードは決済が速い
クレジットカードはとにかくスムーズです。これは間違いないです。

コンビニでもスーパーマーケットでもドラッグストアでも、どこでもクレジットカードを使いますが、ほんとうに秒速で終わります。

店員さん「お会計は260円です」
ぼく「スッ・・・」(クレジットカードを差し出す)
店員さん「カードをお預かりします、カードお返しします」

この間、わずか4秒。

財布の中をゴソゴソやって、小銭を取り出す動作がいかに無駄なことか。コンビニとかスーパーとかだと、サインもパスワードもいらない。カードを渡すだけです。

この圧倒的なスピードは、クレジットカードの強力なメリットと言えるでしょう。無駄な手間が省けるので、日常のストレス総量が減りますよ、ほんとに。

レジ打ちをする店員さんの側からしても、現金よりもクレジットカードのほうが楽らしいです。

クレジットカードを使うと無駄遣いする説

これ、よく言うじゃないですか。クレジットカードは現金を支払う感覚がなくなってしまうので、無駄遣いをするようになる、という説です。

この説は・・・事実です。

その場に持ち合わせがなくても変えてしまうので、要らなかったかなあっていうものをつい買ってしまうんです。

無駄なもの

↑無駄な買い物の例

クレジットカードを使っても無駄遣いしない人もいます。個人差はもちろんあります。

勢いで買ってしまうことが増えた

パソコン、スマホ、カメラ、などちょっと高価なものを買うときに、勢いで買ってしまうことが増えました。いや、もちろん悩むんですけどね。悩むんだけど・・・。

「どうせ支払いは来月だし、買ってしまえ!」

そういうことがかなり増えました。鉄のような意思で欲求をコントロールしないと、無駄遣いを加速させることは間違いないです。

少なくともぼくの場合は、現金支払いしていたときに比べると、気軽にものを買うようになりました。

だって、その場に現金が無くてもモノが買えるんですよ?魔法のカードみたいですよね。

クレジットカードは魔法のカード説

お金が手元になくても買い物ができるクレジットカード。はてしてクレジットカードは無限に富を生み出す魔法のカードなのでしょうか。

魔法のカード
この説は・・・事実ではありません。

クレジットカードの原理は、(カード会社に代金を立て替えてもらって)支払いを先延ばしにしているだけです。

そう、お店とカード会社と自分自身の信頼関係があるからこそ、成り立つのがクレジットカードなのです。電子マネーも根本的には同じ仕組みです。

人類みな常連客

「信頼関係で買い物ができる」これが、どれだけすごいことかと言いますと、全国どこでもツケ払いができるっていうことですからね。

いわば、全国のお店の常連客になったようなもんです。人類みな常連客です。

人類みな常連客
そう考えると、クレジットカードを通じて、人類はみなキズナで結ばれているといっても過言ではないでしょう。ラブ&ピース&クレジットカードです。

失われた信頼は帰ってこない

人類の信頼の上に成り立つのがクレジットカードなのです。

つまり、支払いが遅れたり、支払えなかったりすることが続くと、信頼関係が壊れてしまい、だれもあなたを信用してくれなくなってしまいます。

そうなると、個人信用情報機関にその情報が登録されてしまいます。いわゆるブラックリストに入ってしまうのです。

クレジットカード破産
最悪の場合、住宅ローンや車のローンも組めなくなるし、もちろんクレジットカードも使えなくなります。

困りますよね。クレジットカードは魔法のカードではないのです。あなたの信用を担保に、ツケ払いをさせてもらっているだけ。

無駄遣いはほどほどにしたいものです。

クレジットカードは盗まれるとやばい説

この説は・・・嘘です。
確かにクレジットカードは盗まれると、他人に乱用されるおそれがあります。

乱用されるおそれはありますが・・・、クレジットカードには補償制度が必ず付いてます。不正使用された分は、カード会社が補償してくれます。

クレジットカードは補償がある
確かに盗まれたら大変なことではあるんですけど、めちゃくちゃ慌てる必要はない・・・ということです。

まとめ

そんな感じで、今日はクレジットカードと現金払いを巡るお話でした。べつに現金でもカードでも、どっちでもいいんですけど、なんとなく怖いというイメージでクレジットカードに抵抗感を持っている方は、ぜひ使ってみてください。

あっという間に決済できるので便利です。

クレジットカードならポイントもたまりますし。同じ金額を払うなら、ポイントがたまったほうが良いに決まってますよね。

クレジットカードか現金か、その論争はまだまだ終わりそうにもありません。でも、世界中でクレジットカードは確実に推進されています。

信用の証ですから、たまには使って人類のキズナを確かめましょう。