「クーリスマスが今年もやってくる♪ 楽しかった出来事を消し去るように♪」
今年も早かったですね。あと10日もすればクリスマス。みなさんはなにか予定はありますか? ぼくは宗教上の都合で毎年クリスマスはいつもひとりで過ごしているので、ぼっちクリスマスです。ナウく言っちゃうとロンリーウルフ・イン・クリスマス。
宗教上の都合ですよ、彼女がいないとかそういうことじゃないですよ。
毎年クリスマスをひとりで過ごしているぼくだからこそわかる、素敵なぼっちクリスマスの過ごし方を今回はお届けしたいと思います。
恋人のいないクリスマスをいかに充実させるかというノウハウを鬼のように書いていきますので、しっかりとついてきてくださいね。
家族と過ごす
実家で暮らしている人は家族と穏やかなクリスマスを過ごしましょう。ここぞとばかりに親孝行、家族孝行をしましょう。わたしは遠くに住んでいる姪に会いに行きます。
両親にクリスマスプレゼントを送るなんてのも粋なものですよ。お父さんへのおすすめはビールやワイン、ネクタイなどが良いでしょう。お母さんへのプレゼントおすすめはアクセサリーが良いですね。普段は恥ずかしい品物をプレンゼントするのが良いのです。大喜びされること間違いなしです。
あと、ロボット掃除機ルンバのプレゼントもおすすめです。子どもの頃たくさんプレゼントをもらったお礼として、今度はわたしたちが両親にとってのサンタさんになるのです。
仕事をいれてしまう
お仕事をしているみなさまは、クリスマスにはぜひ仕事を入れてみましょう。大学生はバイトのシフトをここぞとばかりに詰め込みましょう。残業は8時間くらいやって、眼がショボショボして乾燥するくらいまでパソコンにかぶりつくのです。
世の中のカップルがいちゃつく夜は、オフィスにこもってただひたすらに仕事に打ち込みましょう。オフィスの光で聖なる夜を煌々と照らしましょう。
まさに地の塩、世の光。
脳の処理対象を仕事にシフト
脳の処理対象を仕事に割り当てることで、寂しいという感情を無くすことが可能です。人の頭は意外と欠陥品なので、一度に別々のことを考えるということができないようになっています。
「ひとりで過ごすのは寂しいなあ」という負の感情は積極的に封殺していきましょう。この考え方は非常に大切なメソッドなので、最後まで憶えておいてください。
幸いなことに12月24日から25日にかけては年末ですから仕事もいっぱいあるはずです。棚卸しをするもよし、企画書を作るもよし、経理をするもよし、書類の整理をするもよし。仕事なんて探せば山のように見つかります。
まさにクルシミマス。
海外旅行に行く
円高の恩恵を受けるチャンスです。どんどん海外旅行に行きましょう。ただし、クリスマスのぼっち海外旅行は、なまやさしい国に行ってはいけません。そう、日本人が観光に行くようなスポットには行くべきではないのです。
クリぼっちのさみしさを忘れるために海外旅行に行くのですから、ハードでシビアな国に行きましょう。間違ってもハワイなんかに行ってはダメですよ。
言葉がわからなくてホテルまでたどり着けない、電車の乗り方がわからない、下痢に悩まされる、ネットの通信環境が良くない、など現地で大変な思いをすることでクリぼっちのさみしさを忘れることが出来るのです。
生き抜くことに意識を向けられる国に行こう
クリぼっちが行くべき国の条件としては次のような条件が挙げられるでしょう。
- マイナー言語が使われている国
- 日本語のガイドブックが少ない国
- 日本人があまり行かない国
- 航空券の予約がガラガラの国
これらの条件を満たす国としては、南米のペルー共和国などが良いでしょう。スペイン語とアイマラ語が使われているので、現地の人との交流は結構しんどいです。このようにわざと不便な思いをすることでさみしさをかなりまぎらわせることが可能です。
ちなみにペルーは南半球なので季節は夏です。クリスマスムードも少ないので、おすすめです。ナスカの地上絵やマチュピチュを見てきましょう。
クリスマスのない国に行こう
クリスマスのない国として、ブルネイがおすすめです。正式にはブルネイ・ダルサラーム国といいます。
フィリピンの南の方にあるブルネイという国はイスラム教が強い国なので(イエス・キリストも預言者なのでイスラム教では重要視されていますが)国王によってクリスマスが禁止されており、クリスマスを祝おうとする国民には禁固刑が科せられたりします。
まさに強制クリスマスキャンセラーです。一年中ぽかぽかと温かい国なので、半袖短パンで遊びに行けるというのも大きなメリットと言えるでしょう。年間いつでも30度くらいの気温なので、夏が好きな人にもおすすめです。
ブルネイのおすすめの観光名所としては「ジュルドンパーク」ですね。10億ブルネイドル(おおよそ800億〜1000億円)という途方もない金額を投入してブルネイ政府が死ぬ気でつくった遊園地です。東南アジアのなかでは最大級の大きさを誇ります。
入場料は15ブルネイドル。日本円にすると1200円です。しかもアトラクション乗り放題なのでとにかくおすすめです。異常なコストパフォーマンスの高さがウリです。
ちなみにジュルドンパークは入場料無料だったのですが、人気がなくなり採算がとれなくなったので、最近から入場料を取るようになりました。
クリスマスライブに行く
これは正統派のクリスマスの楽しみ方です。バンドメンバーや他の観客との一体感によって、クリぼっちのさみしさを忘れることが可能です。クリスマスライブはたくさん企画されているので、おすすめです。
自分の好きなアーティストがクリスマスライブを行うとは限りませんが、そういうときは、特に好きではないアーティストのクリスマスライブでも行ってみましょうよ。
12月25日は横浜でやっている、植村花菜のクリスマスコンサートに行きましょう。
みんなと一緒に歌って騒げばさみしくない!
これは古代バビロニアのギルガメシュ叙事詩の時代から続く人類の真理です。どんどん大音量ではしゃいでクリぼっちの寂しさとはおさらばしましょう。
月収と同じ金額のものを買う
せっかくのクリスマスですから、自分のためにバカ高いプレゼントを買いましょう。月収20万円の人は20万円分の買い物をしてみましょう。気分は一気にリッチマン。
高いものを買うと脳が一種のパニック状態を起こし、寂しいという感情を忘れてしまいます。これをわたしは、「散財ストレス発散現象」とか「裸の王様現象」と呼んでいます。
パソコン、腕時計、美術品など、形として残るものがいいでしょう。それから毎日座っている椅子、毎日眠っている寝具などを買うのもおすすめです。ルノワールやゴッホのレプリカを買って壁に飾っておくのも良いですね。気分は一気にリッチマン。
良いイスやマットレスを買うと生活の質がぐぐーんと上昇しますよ。腰の痛みが軽減されたり、よく眠れるようになったりするのです。あとマクラもおすすめです。
これをきっかけにiPhoneXに乗り換えるのもいいでしょう。せっかくのクリスマス、パーッとお金を使いましょう。
資格の勉強をする
すでに日本経済は危機を迎えているので、資格の勉強をして、市場価値を高めましょう。もう日本は何も考えずに生きていても楽に生きていける社会ではありません。厳しい他者と戦いあっていかないとこれから先は厳しいのです。
クリスマスには他の連中はデートをしているので一気にライバルと差をつけるチャンスです。人が遊んでいるときに勉強する。これは商売の基本ですね。
本当なら、医師免許や司法試験合格を目指すべきではありますが、簡単な資格からクリアしていくと達成感を得られます。「フラワーアレンジメント」「ダイエット検定」「世界遺産検定」などはすぐに取れます。
無難なところでいくとTOEIC、簿記などがいいですね。
資格の勉強をするときは、図書館などに行って勉強するのがおすすめです。そこで運命の出会いが待っている可能性も多少はあるでしょう。
断食をしてからクリスマスを迎える
クリスマス当日に向けて断食をしておくのはおすすめです。クリスマスまでにお腹をすかしておくことで、クリスマス当日は「食事ができるという事実」だけで強い幸せを感じることができるのです。
これでクリぼっちのみじめな気持ちの自分とはおさらばですね。今年のクリスマスは、きっとフワフワと天に昇って行くような幸福な気分で過ごすことができると思いますよ。気分は一気にクリスマス・フード・マイスター。
食事ができるという当たり前の幸せを噛みしめることが大切なのです。さあ、クリスマスまで断食を誓いましょう。
まとめ
みなさんも良いクリスマスを過ごしましょう。わたしはジュルドンパークに行きます。レッツジュルドン!