こんにちは。ぽらりすです。
今回の週末ぶらり田舎の一人旅シリーズは、千葉の酒々井です。
酒々井は東京駅から電車で1時間ほどで行ける、絶好のノスタルジックスポットです。
酒々井といえばアウトレットが有名ですが、今回の旅ではアウトレットには行っていません。田んぼを歩いてまわっただけです。
それでは、懐かしい景色が広がる酒々井駅の周辺の田んぼをお楽しみください。それでは、行ってみましょう。
※記事中の写真は、夏に撮った写真です。
酒々井
千葉県の酒々井町。千葉の難読地名として有名です。読めますか?しすいと読みます。
そこには美しい田園風景が広がっていました。
京成酒々井駅の近くからパシャリ。
遠くまで緑の田んぼが続いています。並ぶ電柱が強烈な郷愁を誘います。千葉には、こんな感じのおだやかな田んぼがたくさんあるんですよ。
遠くに見える住宅街まで伸びる道。過ぎ去った少年時代を思い出します。
夏が過ぎ風あざみ、ですね。
酒々井の町はとても静かで、国道からすこし離れた道路には車もあまり走っていないので、のんびりと散歩することができるんですよ。
町中には素朴な踏切がありました。さらにノスタルジックな風景を探して歩きます。
印旛沼の新田
京成酒々井駅から北のほうへ10分ほど進むと、印旛沼新田という広大な田園地帯が現れます。
田んぼを照らす夏の太陽光。はるか遠くまで続いでいる田んぼが印旛沼新田です。
農作業の道具が並ぶ畑もあります。ずっと遠くに浮かぶ雲がすごく好みです。雲はどこまで流れていくんでしょうね。
道には瓶ビールのケースが放置されていました。なんで置いてあるんだろう。
地元のマダム
ぶらぶら歩いてたところ、地元のマダムとお話しました。
マダム「あら、お兄さん。カメラ持って何を撮ってるの?」
ぼく「このあたりは空が広いので、空や田んぼの写真を撮ってるんです」
マダム「どこから来たの?」
ぼく「東京から来ました」
マダム「そうなの!そうしたらせいせいするんじゃない?このあたりは何もないから、とてもひろく感じるでしょ!」
ぼく「はい、とても気持ちいいです。確かに気分がせいせいしますね」
マダム「そうでしょ。それにしてもお兄さん、男前だから良いわねえ。ゆっくり見て回ってね」
うわあ、すごいテキトーに褒められたなあ・・・と思いつつ、さようならとご挨拶をして、再び田んぼを散策します。いい人だったなあ。
酒々井の夕焼け
酒々井の日暮れが近づきます。
ゆっくりと地平線の向こう側に沈もうとしている太陽を見ていると、いろんな思いがかけめぐります。センチメンタル・ジャーニーです。
青い空とオレンジの空が共存する世界。いいですねえ。
夕焼けを見ると切なくなるのは人類共通だそうですよ。夕焼けのなにが人を切なくさせるのでしょうか。オレンジ色がどこか寂しさを誘うのかも知れない。
いよいよ日が沈んでしまいました。あたり一面が真っ赤に染まります。
夕焼け小焼けで日が暮れて。
昼と夜の境目で、ふらふらと田んぼをさまよい歩いています。
田んぼを通る車に乗っているおじさんに不思議そうな顔で見られるので、ちょっと恥ずかしかったです。
部活帰りの中高生が自転車で近くを通り過ぎたときは、青春コンプレックスで、卒倒しそうになりました。どうして学生時代って輝いて見えるんでしょうね。あの頃に戻りたい。
ぼぉーっと空を眺めていたら、かなり暗くなっていました。
太陽が沈んだ直後の淡いブルーの世界。静寂が周囲を包み込んでいきます。
とても静かな酒々井の夜。聴こえるのはカエルの鳴き声と、遠くの国道から聞こえてくるクルマの音だけでした。
酒々井に行こう
さて、今回は夏の酒々井の旅行記でした。
- 空が広い
- 田んぼが美しい
- 人が優しい
- イヌの散歩してる人がたくさんいてかわいい
- 中高生が自転車に乗って登下校している
人生に迷ったときは、田舎にいきましょう。きっとリフレッシュになりますから。ゆっくりと流れる時間の流れ、雲の流れ。
美しい夕焼けは心の悩みをすこしだけ和らげてくれますよ。
今回は千葉のノスタルジックスポットの酒々井町に行ってきたというお話でした。
あと、適当にほめてくる、せいせいするマダムには気をつけろ!